本の感想まとめて書いちゃえ

最近、通勤途中は必ず単行本を読んでいる私。
という訳で、感想を一気に。

この小説はある2人の若き古本屋の青年を中心に展開する、「古書」というものに関わる男達のお話です。
私のまわりには、学生時代から活字中毒さんとか、物書き志望さんとかが多いからなのか、非常に古本業界の世界が興味深く面白かったです。
ただ、微妙に、同人誌っぽい雰囲気をかもし出している気がするのは気のせいだろうか。
若い男2人がじゃれるのを見るのがあまり好きでない人はちょっと引くかもしれません。

男達の世界ということで、非常に暑苦しいかと思いきや、文体は非常にクール、というか「静」の印象が近い。
やっぱりそれも、同人っぽい。
興味のある人は是非に。


あはははは―「笑」エッセイ傑作選 (幻冬舎文庫)

あはははは―「笑」エッセイ傑作選 (幻冬舎文庫)

原田宗典さんのエッセイは大好きなのですよ〜。
話があまりにしょうもないから。(笑)
あまりに面白すぎて、小説の方読んでないっす!!(ダメファン代表)
しかも、この人の比喩の使用方法が素晴らしい。
たとえが非常に突飛だったりするのに、分かりやすい。
今度は小説の方読むっす。。。