私と海と一人暮らし

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最近、映画ばかり見てます。
生活が、非常にドン詰まり気味だからですかね…。


ま、そんなつまらない話は置いて「魔女の宅急便」です。
30歳過ぎて初めて見ました。



あらすじはご存知のように、修行で海の見える街に来た魔女キキの話です。



文学少女シリーズみたいに食べ物で例えるならば、
ライ麦パンのような素朴な甘味があって、噛みしめる毎に明日また頑張ろうという気持ちにほんわかとさせてくれるようなお話でした。


映画を見ながら、私は自分の採用の頃を思い出してました。
私の採用された場所も海が見える所でした。


一人暮らしは既にしていたとは言え、電話も家具も付きまくりなアパートに住んでいた上、近所に友達もいて何不自由なく暮らしていた私。


そこから、
何この裸電球?
電話の債権って何!?
テレビのジャックが電線だけどどうしろと??


1人ぼっちで軽くサバイバルでした。
当時、色んな家の人に教わりまくらなかったら、文化的生活は営めませんでした。


ちなみに、その前の年、採用3年目の引っ越しで一人暮らしのくせに家族引き連れて越してきたのが、このブログでお馴染みな藤クンです。


あれから、10年越えちゃいました…。
今の家には、電話どころか光回線まで引いてます。


昔の私は、どんな希望に燃え、どんな大人を目指していたんだろう?
今の私は、あの頃目指していた大人に近づいているのかな…?


なんか『夜空ノムコウ』みたいな心境になった、私なのでした。