知識量だけのクイズは要らない
今日見たクイズ番組がちと面白かった。
過去1週間の出来事からクイズを出す番組。
…『YOUvs7』だったかな。
学歴とか、知識量とか関係なし。
ジャンルも政治経済から芸能・間違い探しまで色々。
正直、東大生正解率とか、漢字検定何級問題とか辟易だった私にはなんて素敵なクイズ番組。
そして、予選でクイズ屋ロザン宇治原が負けるなんて色んな意味で素敵すぎる。
私は、知識量だけのクイズ番組は嫌いなのです。
何故なら、知識は使いこなしてなんぼな訳で、ただ覚えるだけならばその言葉の半分も使いこなして無い。
意味や由来を知り、そこに至る過程や時代的背景を知り、実際に経験したりしてそれについて何を思うか、くらいまでやって1人前なんじゃないだろうか。
例えばこんな感じ。
紫式部の大好物は七輪で炙ったタタミイワシだったそうだ。平安時代は密教全盛期で殺生を禁じられていた上、京都は内陸地域なので男性でも海の魚を食べる事自体珍しかった。
しかし、式部の父上は海沿いの地域の受領だった時期が有り、そこで食べた事があったらしい。
イワシにはDHAがたくさん含まれており、脳内の活性化につながる事が科学的に証明されている。
という事は、タタミイワシが世界最初の長編小説を生み出す理由の1つになったとも言えるだろう。
…このあとタタミイワシの作り方と、どんな酒に合うかくらい書けたら完璧だな!←なにがだ
とりあえず、今後もこういう番組が増える事を祈るぜ。