ああ無常感・・・。

CASSHERN [DVD]

今日の日曜洋画劇場、あまり期待していなかったのに結局最後まで食い入るように見てしまいました。

ちなみにおいら、アニメ版キャシャーンは知りません。
なので、最後まで面白く（？）見ることが出来ました。

何がすごいってまず画の色使い！！
樋口可南子様が登場する場面は緑を基調にしたソフトフォーカス、軍隊のシーンは荒いモノクロ、ミッチーが登場する研究所は闇のような黒と赤を基調にしたものという感じでただただ圧巻でした。
要潤との戦闘シーンもマトリックス以上にスピード感があって映画館で見たかったな〜、と思いました。

話はツッコミどころ満載なのですが、〈特にラストで東博士に頭を打たれたはずのルナが勝手に生き返りキャシャーンと抱き合う場面は未だに分からん（￣〜￣；）？？）、言いたい事は伝わってくるような中味でおいら的には好きです。
　

　自分は誰かを愛していて、だから誰かの為に戦っているわけだけど、今現在敵として目の前にいる誰かも、誰かに愛され誰かの為に戦っているかもしれない。
なぜ、ここで憎しみあい殺しあわなければならないのか…。

ラストで宇多田の曲をバックに主要キャラの家族との触れ合いシーンを見たら本当に悲しく、切なくなりました。（ToT）よよよ

演技としては、唐沢寿明様は悪役〈しかもボス）なんだけどすごく格好良かったです。強さと、悲しさが漂いまくっていました。
基本的にセリフが少ないのでどの役も難しかったのではないかと思います。（新造人間達は序盤叫び声だけだし、宮迫さんは最後まで叫び声だけだし･･。）
ミッチーはいい小悪党役を熱演していました。

ただ個人的には、メガネをかけたミッチーが好きなんですけどね！！〈爆