お料理の魅力??

トラブルクッキング

トラブルクッキング


図書館で借りてきた1冊。
料理下手の著者が毎週何らかの料理に挑戦するという連載エッセイ物です。



きっと、どっかの雑誌で毎回連載で見る分には面白かったんだろうなぁ・・・。と思うのですが、1冊の本にすると読みづらいと感じました。
この人の文体は基本的に読みやすいはずなのに・・・。
やっぱり、毎回失敗ばかりで2年近くやられてもきつい…。
料理のレベルもあまり進歩してなかったし。



 でも、どんなに美味しそうなレシピ集よりも私は料理を失敗した話のほうが好きです。
その失敗でその人の性格が見えたりします。
 せっかちだったり、心配性だったり、ノンビリ屋だったり、面倒くさがりだったり。



 今でこそ、あまり料理で失敗しても適当にごまかせるようになった私ですが、学生時代は色んな事をしでかしました。
 一番笑えたのが、牛乳にレモン汁を入れて謎の固形物を作ったことです。あれは、牛乳が一瞬にして腐ったのかと心配しました。
 あと、1時間以上米を研ぎ続けて母親に怒られたりとか、カレーに生しいたけを大きめに切って入れたら、生しいたけからキノコの出汁が出てしまったらしく恐ろしくおかしな味のカレーになったりとか…。
 ま、ボリボリキノコを塩抜きしないで味噌汁に入れてしまい、一口で吹き出すような味噌汁を作った私の父よりはまともだと思いたい・・・。�堯�; ̄□ ̄A アセアセ
 


 料理はその人の性格以外にも育った環境とかが見える場所であり、化学実験工場であり、人間関係の潤滑に欠かせないツールだと私は思います。
 だからこそ、大事にしないといけないと思う今日この頃なのでした。