うちの上司って・・・。

 今日は、職場で野球大会がありました。
 朝5時に起きたおいら。
 外を見ると、まだ小雨が降っています。
 これは中止かなと半信半疑に思いながら自転車で会場まで強行出発。
 


 会場に行くと、一番年下の通称バリー君が同じように自転車で既にみんなを待っていました。
 他の人はまだ来ていないそうです。
 


 バ「・・・・やっぱり、中止なんですかね〜。」
 ポ「・・・・そうだね〜。」 


 と言うやるきなさげなテンションの低〜い会話を交わしながら、みんなを待つおいら達。
 その後、続々と幹事の人や野球のメンバーが集まってきました。
 おいら達の期待とは違い、野球は開催されるようです。
 小雨もやみ、雲の切れ間から少し太陽も出てきました。
 しかし、幹事のはずのうちの上司がやって来ません。
 私は野球の監督で上司と仲の良いSさんに尋ねました。
 


 ポ「上司はどうしたんですか〜。」
 S「昨日Nと飲むって言ってたから、多分朝まで飲んでて遅れるんじゃないかな〜。」 
 ポ「Nさんってあの酒癖の悪い人ですよね?( ̄□ ̄|||)がーーん!」
 S「うん、多分第一試合は酔って使い物にならないんじゃないかと・・・。�堯�; ̄□ ̄A アセアセ」
 ポ「ああ、うちの上司は酔えば酔うほど強いから大丈夫かと・・。(≧∇≦)ъ 」
 S「酔拳かい!?ヾ(-д-;)ぉぃぉぃ」 


 その時、やけにテンションの低い上司がユニフォームを着てやってきました。
 片手にグローブを抱え、もう片方の手には缶ジュース・・・・かと思えば缶チューハイを片手にやってきているではありませんか!!( ̄□ ̄|||)がーーん!( ̄□ ̄|||)がーーん!



  S「何今も飲んでるんだよーー!!(ToT)」
 と上司に怒っているSさんの横で私は
 ポ「予想以上の酔拳使い・・・。」
 とつぶやきました。



 それから2時間後うちのチームの試合が開始されました。
 ピッチャーマウンドを見ると朝チューハイを飲んでいたあの酔っ払いが投げているではありませんか!!
 私は(私の発言が采配の原因じゃないよね・・・(; ̄□ ̄A アセアセ)とちと心配になりました。
 仕事中は肩まで伸びた髪を後ろに縛っている上司ですが、今日は髪を下ろして帽子を被っていて、白い肌とちょっと細身の小柄な体、酔っ払いのけだるい雰囲気と混ざってなんだか妙な色気を発散しています。
 遠目から見ると、どっかのBL漫画に出そうな感じです。(あくまでも遠目限定
 その遠目限定のBL酔拳使いがこの後大活躍するとは私は全く気づかなかったのです。


 なんと、この酔っ払いが3試合失点1の大活躍!!勝利はなかった者の、セーブポイントまで付くおまけつき。
 なんでも、酔っていることで余計な力が抜けていい感じに入るらしいです。
 恐ろしいぜ、酔拳使い!!でもありがとう!!!(≧∇≦)ъ ナイス! 


 しかし、昼をはさんでついに酒が抜けてしまって上司の調子は急降下。
 私たちのチームは準決勝で敗退してしまいました。
 しかし、3位にはなりました。
 去年は全敗でリーグ戦敗退だったにも関わらず大躍進だ!!すげー!!!ヾ(@⌒▽⌒@)ノワーイ
 
 

 日焼けした肌は痛いし、本部対応だった私は朝から放送、弁当の用意、お金の支払い、最後の点検掃除とめまぐるしく忙しかったけど、新手の酔拳使いは見れたし、久々に昔の職場の人と話も出来たし、うちのチームも3位になったし、非常に有意義な一日でした。