何でも楽しい人の訳

http://anond.hatelabo.jp/20070823233243


私は「何でも楽しい人↑」の一員かもしれません。
なんだかんだと愚痴を言いながらも笑いに昇華する術を勝手に身につけています。


私は、学生時代もあったけど就職してから色々な仕事やトラブルにぶち当たってきました。
最初に転勤した職場は、半年で庁舎の移転があり、あらゆるスケジュール管理やそれに伴う給料の計算をやりました。
働いて4年目の事です。
直属の上司が亡くなるという事もありました。
年度末だったので悲しんでいる暇もありませんでした。
自分の事故で相手に訴えられ、調停をした事もありました。
相手が弁護士を立てなかったので、何度も何度も裁判所に出向きました。


最初の頃は、何で自分ばかりこんな誰も当たったことの無い事に当たるのかと、嘆いてばかりいました。
しかし、ある係長さんが、
「庁舎の移転は、職場の歴史から考えると1度あるかないかの話だ。その時にこの職場にいるということは、凄い確率なんだよ。いたいと思ったって居れる訳じゃない。」
目から鱗の様な心境になりました。


その後も、新しい職場で組織再編とか、人の増員とか色んなことがあったけどどれも
「誰も体験した事のないことを20代という若いうちに経験できるという事は、絶対に今後誰がやりたくてもできない事なんだ。」
と思いながら今も仕事を続けています。


私もこの楽しい人も多分、経験至上主義なんですよ。
経験をつむ事によっていつか同じ事が来た時に、他の人よりちょっと楽にできる。
それが面白いのだと思います。


ただねぇ、私もそうですが、こういう人は人の気まぐれに非常に弱い。
振り回される。
その人のパターンをある程度読めればいいのでしょうが、読めない場合は非常にぐるぐるします。
くれぐれも気まぐれな人には気をつけて。